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■企業分析編■

分析シート

現在の株価はどうか?

PER
  株価収益率 PER(Price Earning Ratio)は、株価と利益を表すもので
   業績面から株価の高低を判断する指標です。
  100倍を超えるような場合は、買われすぎと判断する事が出来、避けるべきです。
  PERが低すぎる銘柄 20倍以下は、十分評価されていないと 考えられます。

  ■PER=株価÷EPS(1株あたりの利益)

  ■年間期待成長率(今後 2〜3年)÷PER=2倍以上あれが 買いと判断
   *戸松氏 手法より *例:成長率:40% PER:20なら 2倍で買い

PBR
  株価純資産倍率 PBR(Price Book-Value Ratio)は、
  「会社が倒産した時の1株あたりの価値はいくらか?」を表すもので、
  財務面から 株価の高低を判断する指標です。
  1倍割れの企業が倒産すれば、株主は株価以上のお金を貰える計算になり、割安と判断できます。
  PBRは、2〜3倍の株式にしておく方が良いと考えられます。

  ■PBR=株価÷BPS(1株あたりの純資産)
        ※慢性的に1倍以下の銘柄は避ける。
    ※売上が伸びている銘柄が前提。

*小型株の場合
    ■PER×PBR=60倍以下で 赤字でない銘柄を選ぶ。

配当利回り
  配当利回りは、「投資額に対して どれくらいの利回りが期待出来るか?」という指標です。
  権利確定月には、配当利回りが高い銘柄が買われる傾向にあります。
  配当利回りは、1%以上は 欲しいところです。


収益性はどうか?

ROA
  総資産利益率 ROA(Return On Asset)は、
  企業が総資産をどれだけ効率よく利用しているかを表す指標です。
  ROAは 10%以上が望ましいです。

   ■ROA=当期純利益÷総資本×100
                (総資本は、期首総資本と期末総資本の平均値)

ROE
  自己資本利益率<株主資本利益率> ROE(Return On Equity)は、
  企業が株主の資金をどれだけ効率よく利用しているかを表す指標です。
  ROEは 20%以上が望ましいです。

   ■ROE=当期純利益÷自己資本(純資産)×100

利益率
  利益率は、勿論 高ければ高いほど良いです。
  四季報等には、「営業利益」「純利益」が記載されている事が多いです。



成長性はどうか?

増収率・増益率
  営業CFがプラスで、売上高、営業利益、経常利益、利益率などが いずれも成長している事が望ましい。
  増収減益は、借金体質などが多く、儲からない経営体質で 株価は上がりくいので
  避けた方が良いです。


自己資本増加率
  自己資本は、返済が必要ない 自前の資本力です。
  自己資本増加率が高いと 企業の活動力が強くなっていると判断できます。
  10%以上が理想で、0%以下は 避けるべきです。


安全性はどうか?

自己資本比率
  その企業の資産全体に対する 株主資本(返さなくて良いお金)の割合のこと。
  この比率が高い企業ほど、借金が少ないと判断できます。
  
一般的には、30%以上が安心。20%以下だと 疑問と言えます。

  ■自己資本比率=自己資本÷総資本×100
              (自己資本=株主資本=純資産,総資本=負債+自己資本)

流動比率
  1年以内で現金化する予定の流動資産が 1年以内に支払期限がくる流動負債に対して
  何倍あるか判断する指標です。
  200%以上が理想で 100%以下は避けた方が良いです。

  ■流動比率=流動資産÷流動負債×100

剰余金比率
  これまでの会社の収益力、会社の優良度を見る指標です。
  高ければ高いほど 良いです。

  ■剰余金比率=剰余金÷総資本×100

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